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水素







1,水素とは


水素は最も軽く、大変燃えやすい気体です。

ただし実は、水素ガスだけに火をつけても爆発というよりは燃焼している状態になり

水素ガス2と酸素ガス1の割合で混ざっていると強い爆発が起こります。



その爆発の結果、水(水蒸気)ができあがります。

元素の中で最も軽い水素は、

イギリスの化学者・物理学者キャベンディッシュが

1766年に発見しました。






鉄(Fe)や亜鉛(Zn)・スズ(Sn)といった金属と希硫酸(H²SO⁴)を反応させると、

空気よりはるかに軽いガスが生じることを見つけたので命名者は別人で、

フランスの化学者ラボアジェです。


hydro(水)+gen(=gennan、生ずるもの)の合成語でhydrogeneと名づけました


水素は体積1リットルあたり、約0.09gしかありません。


空気と比べると約14分の1の重さです。

そのため、浮遊ガスとして使われることもあったのです。



水素はまた、宇宙に存在する元素の中で

一番最初に作られ、最も多く存在し、

宇宙にある元素すべての重さの約7割をしめています。

また、水素原子は、電子を1つしか持っておらず、

この電子が外れると水素イオンとなります。

そして、この水素イオンが液体に含まれると酸性を示します。

つまりは、酸っぱくなるのですね。

この水素イオンがどの程度あるかを示す指標がpH (ピーエイチ)です。






pHは0~14までの範囲で示され、この数値の真ん中の7が中性で、

7未満の数値が酸性、7より大きいとアルカリ性に分類されます。


そして、水素イオンが多いほどpHの数値が小さく、強い酸になります。

身近なところでは、レモンは約pH = 2.8、ビールは約pH=4.2などとなり、

レモンはかなり強い酸になります。


人間はpHが4程度くらいから酸味を感じるといわれています。


酸っぱさのもとには、最も軽い元素である水素がからんでいます。








参考文献
「物理・化学」の
単位・記号がまとめてわかる事典


齋藤勝裕








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