1,軸受とは

ベアリングともいう。
機械の軸類を支持し,軸の回軸運動や往復運動を簡単にさせてくれる機械要素 (部品) をいう。
用途は広く,電気機械,産業機械,車両など各種の機械に使われ,
その形状も軸径が 10mをこえる超大型から軸受外径や
1mm内外のミニアチュア軸受までさまざまなものがつくられている。
基本的な種類として,軸と軸受部の相対運動から,滑り接触をするすべり軸受と,
転動体 (玉やころ) を介して転がり接触をするころがり軸受とに大別される。
また,作用する荷重の方向によって,軸直径方向の荷重を支える
ジャーナル軸受やラジアル軸受と,軸方向の荷重を支えるスラスト軸受とに分けられる。
2,軸受を使う目的
軸受を用いる目的の一つとして,運動部の摩擦低減があげられる。
摩擦がおきれば、その熱によってパーツがすり減ることがある。
摩擦がおきれば、その熱によってパーツがすり減ることがある。
荷重を支える面にすべり摩擦を利用するのがすべり軸受であり,
転がり摩擦を利用するのが転がり軸受である。
転がり軸受の摩擦はすべり軸受の摩擦よりもはるかに小さい。
しかし,すべり軸受は荷重を支える面積が大きいので,一般に大きい荷重を支えることできる。
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