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…一瞬、僕の何もかもが止まった。
当然、
言い返したい気持ちもあった。
ふと、
恥ずかしい。
そして、
「ごめん。じゃあ、これは僕の借りってことで。」
と言うと
と言うと
ふてくされた顔で平木は
「まぁ、いいわ」とぶっきらぼうに言い、
僕が持ったノートをかっさらい、淡々と職員室に向かっていった。
さっきまで沈黙して固まっていたギャラリーは
クスクスと笑いなが らふと我にかえるかのように、向かっていた方向に足を動かした。
クスクスと笑いなが
事の始末が終わったと、ホッとすると無性に腹が立ってきた。
誰がどう見ても、
帰り道、
見ず知らずの誰かにでも伝
またさらに僕の気分を損なわせ
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