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幼形成熟






1,幼形成熟とは






ネオテニー幼体成熟ともいう。

動物の個体発生中,幼生形のまま生殖巣が成熟し,

繁殖する現象


たとえばメキシコサンショウウオは,

原産地では変態を終えないまま成熟し,

アホロートル(axolotl)と呼ばれる幼生形のままで生殖する。

しかし,環境の変化により変態して成体になることもでき,

また,甲状腺ホルモンを与えると変態して成体になるので,

この場合の幼形成熟は甲状腺ホルモンの不足によるとも考えられている。




なお,幼形成熟は進化のうえで重要であるとの説がある。

たとえば昆虫類は

多足類 (幼生は3対の脚をもつ) の幼形成熟によって生じたといわれる。

また,ヒトについては外形上の類似から,

胎児化の説が立てられる。


つまりヒトオランウータンとは赤ん坊同士よく似る。


ところが大人をみると,ヒトでは赤ん坊の当時と比較的似るが,

オランウータンでははなはだしく異なる。このことから,

より進化したほうがより幼児的形態をとどめるというものである。


幼形成熟は幼生が単為生殖を行う幼生生殖とは異なる現象である



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