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『落ち込み少女』第3章その4









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それに誰かを助けた、という実感を持てない。

僕は平木の悩みを解決するために言葉をたくさんの投げかけた。

説教に近い説得もした。


しかし、あんな易い言葉で全ての問題が解決したとは思えない。

言葉で過去は変わらない。変わり得るのは価値観だけだ。

本当に僕の言葉で悩み部屋から出られたのか?

僕たちが気づかなかったイレギュラーな因子があの扉を開かせたのではないか?

もっと違う言い方があったんじゃないのか?


というか、本当に僕でよかったのか?

いつも通り、見慣れた景色なのにやけにまぶしく、遠くに見えた。

新鮮だった。でも、決して良い意味なんかじゃない

僕のなかで後悔が反芻していた。



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