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恒温動物









1,恒温動物とは


外気温が変化しても体温を一定に保つことができる動物のことで、

変温動物の対語。

また、定温動物ともいい、俗には温血動物ともいう。

類と哺乳類が属し、体温は種類によって異なる。

ニワトリ42℃、有袋類35℃、ネコ39℃、ネズミ37~38℃、

イヌ38~39℃、ヒト36~37℃あたりの体温を維持する。

昼行性の動物の体温は夕方に最高値、明け方に最低値を示すが、

日内変動の幅は体温調節の発達している動物では狭い。


 下等なものでは、体温が外気温の影響を受けやすく、


単孔類のハリモグラは外気温が5℃のときには25℃に下がり、

外気温30℃を超えると体温は正常以上になる。

外気温が下がると冬眠に入るコウモリ、シマリス、ハムスターなどは、

冬眠中には変温動物的となる。

ヒトの新生児でも体温調節能力が発達していないので

外気温の影響を受けることがある。

体温を保持するための産熱(熱発生)はおもに筋肉運動と肝臓の物質代謝による。

放熱を低下させる体毛、羽毛、皮下脂肪の発達、放熱を促進するあえぎ、

発汗、皮下毛細血管の拡張などの機能が体温の恒常性に役立っている。

体温調節中枢は間脳の視床下部にある。

ここには、視床下部を流れる血液の温度を感知し、

動物の種に固有の目標値と照合しながら、震え、あえぎ、

発汗などの調節反応をおこさせるニューロンがあると考えられている。

[川島誠一郎]

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