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整体






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1,整体とは


整体は漢文として読むと「体を整える」となりますが、
具体的にどうやって体を整えるものなのかなかなかイメージ出来ませんよね。
整体とは「施術者の手やの力を使って脊椎や四肢、
骨盤、肩甲骨などの関節の歪みやズレ正しく矯正し、
筋肉内臓など人体の各部のバランスを整えて、
本来の健康な状態に戻す」ことを指します。





なぜ整体が必要なのか?


その昔、私たち人間は四足歩行で陸上生活を送っていましたが、

今日では二本の足で立ったり、歩いたりしています。

しかしこの二足歩行は本来ならば重力に逆らう姿勢であり、

そのため私たちの骨や関節、筋肉には知らないうちに大きな負担がかかっています。

デスクワークなどで長時間にわたって同じ姿勢でいる、足を組んで椅子に座る

寝転がってテレビを見たり、本を読んだりするなどといった

生活習慣としての行為がさらに体に負担をかけ、

「ゆがみ」の原因になっていると考えられます。






そして体の「ゆがみ」は冷え性、便秘、むくみといった体へ悪影響を及ぼす可能性があります。

第一として体の「ゆがみ」はおのずと姿勢に変化が生じさせます。

姿勢が悪くなった場合、四肢や骨盤などの骨格の位置や筋肉、

内臓のバランスが崩れているということですから、健康への影響も甚大なものがあります。

また生活習慣病が元とされる日常的な肩こりや腰の痛みなども

骨格の歪みやズレが根本的な原因になっていると考えられています。

そのため手や足技によって骨格の歪みやズレを正しく矯正し、

体の不具合を改善する整体はストレス社会で生きる

私たち現代人にとっては必要不可欠なものになっています。





マッサージとの違い


整体とマッサージとの違いについて説明していきたいと思います。

一般的には後者の方が知られているイメージがありますね。

マッサージはヨーロッパが発祥であり、明治以降に日本に持ち込まれた施術方法です。

整体と同様に手を使って施術しますが、マッサージは求心性の手技を加え、血流の改善などを目的しています。

また手で体部をさすったり、もんだり、押したりなどして皮膚や筋肉に刺激を与えます。

そのため整体とは違い、スポーツや運動時前後の準備運動としておこなわれることもあります。





整体師になるには


整体師として仕事をするのに必要な国家資格はなく、

養成学校や通信教育を修了することによって、認定資格を取得することができます。

他にリフレクソロジー、カイロプラクティック、エステティシャンなどの業務に関連する

民間資格がいくつか存在するのみです。

そのため無資格、未経験からでも始められる、隔てのない職種といえます。

しかしあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師など、

一般の方にとっては違いがわかりづらい職種が多く、あん摩、マッサージ、

指圧、はり、きゅうなど整体師にはおこなうことができない施術が多々あります

このようにさまざまな制限のある整体師ですが、

おこなう施術内容の種類は多岐にわたります。

もし転職をお考えの方であれば、目指してみるのも悪くないかもしれません。

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