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アミノ酸






1.アミノ酸とは







分子内にアミノ基をもつカルボン酸の総称。

ただし,イミノ基をもつプロリンやオキシプロリンもアミノ酸のなかにいれる。

アミノ酸のなかで最も重要なのは,

アミノ基カルボキシル基の隣の炭素原子 (α炭素原子) に結合したα-アミノ酸

タンパク質加水分解して得られる 20種余のアミノ酸はすべてα-アミノ酸である。

したがって,一般にアミノ酸といえばα-アミノ酸をさすことが多く,

それぞれに慣用名がある。

α-アミノプロピオン酸アラニンの呼称がその例。

α炭素原子は不斉炭素原子であるため,L ,D ,DL 体が存在するが,

タンパク質を構成するのはすべてL 体である。

L 体は天然のタンパク加水分解で得られるが,

DL 体は合成またはL 体のラセミ化により,

またD 体は DL 体の光学分割によらなければならない。











最近は,微生物が生産するペプチドの中にD 体

あるいはα-アミノ酸以外のアミノ酸が数多く見出されている。

分子内にアミノ基とカルボキシル基を有するので両性電解質の性質をもち,

(陽イオンにも陰イオンにもなれる)それぞれ特有の等電点がある。

結晶しやすく,通常は味があり,水に溶けやすいが有機溶媒には溶けにくい。

融点は高く,多くは分解点となる。

容易にアシル化,エステル化され,亜硝酸と反応して窒素を発生する (プロリン類は例外) 。

多くの重金属錯塩をつくる。

グルタミン酸のように調味料となるもの,メチオニンのように医薬となるものなど,きわめて重要なものが多い。

アミノ酸のうち,動物の成長,生命保持のため栄養上欠くことのできないものを


必須アミノ酸または不可欠アミノ酸という。









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