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鼓膜



1,鼓膜とは





外耳道のもっとも奥にあるほぼ円形の膜で、
大きさは長径が約9mm、短径が約8.5mm、厚さは0.1mmの薄い膜である。

中央がややへこんだコーン状で、外耳道に上方から下方へ斜めに張っている。
鼓膜の内側は空気の入った鼓室(中耳腔)で、
耳小骨連鎖のもっとも外側の骨であるツチ骨鼓膜の裏側についている。
外耳道から入ってきた音波はコーン状の鼓膜で効果的に受け取られ、鼓膜が振動する。
この振動がツチ骨、さらに耳小骨連鎖を経て内耳に伝わり、
そこで蝸牛神経を興奮させ、
最終的に大脳の聴野を刺激してとして感じ取ることができる。

 鼓膜は非常に薄いので、耳の平手打ち、爆風、あるいは潜水などによる気圧変化、
中耳炎で鼓室に膿が貯留するなどの原因で簡単に破れることがあり、
これを鼓膜穿孔(せんこう)という。

穿孔が新鮮な場合は比較的治癒しやすいが、穿孔が残ると難聴となるし、
外耳道から汚染して中耳炎をおこしやすくなる。
[河村正三]




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