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1,下級財とは
ある財が所得の増加に対し需要が減少する,
すなわち需要の変化が所得の変化と逆方向であるとき,
その財を劣等財または下級財という。
たとえば、ある人が所得の増加によって、
豚肉から牛肉を購入するようになったとすれば、豚肉は下級財となる。
一方,需要の変化が所得の変化が同方向であれば,
上級財または正常財という。
〈価格(値段)の下落がその財の需要を増加させる〉という
需要法則が例外的に成立しない場合がある。
それは,財が下級財で,かつその所得効果が代替効果を上まわる場合であり,
このとき特にギッフェン財(Giffen goods)と呼ぶ。
マーガリン(価値が高い)よりバター(価値が低い)を好む消費者は,
所得水準が上がるにしたがって,マーガリンの購入をひかえ,
その分をバターの購入する可能性が高い。
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